室内活動

マイスター

調理

昼食準備と製品作り

 調理班のマイスターです。主な活動内容として、午前中は中野学園全員分の昼食準備、午後は製品作りを行なっています。
 昼食準備に関しては、昼食で使う食器や箸類のセッティングや全員分のスープ作り、食事の配膳なども行なっております。
 午後の活動では、パウンドケーキやクッキー、パンやシフォンケーキなどの製品を主に作っております。パウンドケーキはバターをたっぷり使用しており、濃厚でしっとりとした食感が味わえる自慢の一品です。旬の食材を使った季節感を味わえるパウンドケーキや、ココア・胡桃・フルーツなどなど、種類も豊富です。パウンドケーキを作る上で欠かせないバターホイップですが、電動ミキサー等は使わず、手作業でホイップをしています。すごく力のいる作業ではありますが、ふっくらとおいしく仕上がります。

ひまわり

クリーニング

園内のリネン類・寮の衣類など

ひまわりはクリーニング班として、学園の寮で生活している方の衣類やシーツを回収し、洗濯、干し、たたみ等行い、再び寮に配達する仕事をしています。
 みんなで干しを行なったり、個別にアイロンがけや、シーツのプレスを行なったりと仕事は様々です。ひまわりで働くようになってから、自宅でたたみや干しのお手伝いをしてくれるようになった利用者もおり、職員としてもやりがいを感じています。ひまわりのような、笑顔いっぱい、元気いっぱいの活動班です!!


ゆい

織物

結び織・機織り

機織り、結び織りを中心に刺子や編み物なども取り組んでいます。  
 機織りは自分たちで染めた草木染めを中心に平織りやつづれ織りなどいろいろな織り方で取り組んでいます。コースターや花瓶敷き、また、織った布でポーチなどに加工もしています。
 結び織りは絵を見ながらの利用者の感性を生かした自由捜索からお花や動物など図案を用いて絵柄のある作品作りを行なっています。立て機に手で一つ一つ毛糸を絡めて作りあげていきます。どの作品も手作りならでは温かみが感じられます。


雫陶房

陶芸

紐作り・鋳込み

陶芸…と聞くと、「なんだか難しそう」という印象がありますよね。私自身も陶芸を実際にやってみるまでは、全く興味もなかったし、できる自信もありませんでした。実際にやってみると、すごく難しいけれど、作品が出来上がった時の嬉しさといったら、かなりの達成感があります。少しずつ上達していく事に、喜びも感じます。粘土を練って、成形して、釉薬をつけて、焼き上げる…この出来上がるまでの工程で、どんな風に完成するのか、わくわくします。
 雫の活動に参加している皆も、同じように感じてくれている方が多いです。作品作りは、自分が手を加えた物が、目の前で完成していく喜びを感じる事ができる活動です。こうして、少しでも作品ができていく過程で、喜びを感じて、出来上がった時の達成感を共有していく事のできるように活動を行なっています。
 実際に、作品はどうやって作っていくんだろう?と疑問に感じている方も多いかと思います。作品の作り方は、様々な方法があって、その様々なやり方を皆の役割として、取り組みを提供しています。

のっぽ

部品組み立て

建築用インサート部材組み立て

 のっぽは、部品を組み立てる仕事を受注して取り組んでいます。釘、プラスチック、ネジを一つの形に組み立てる仕事ですが、とても根気のいる仕事です。
 この仕事は全体の作業をいくつもの工程に分ける事ができます。その方の持っている能力や特性に合わせた仕事を提供できるのでより多くの利用者の方に取り組んでいただくことができます。全行程を取り組める方ももちろんいらっしゃいますが、部分的に仕事をしている方もいます。そうした分業性も取り入れることでも、ひとり一人の力を最大限に引き出す事が出来るのです。
 室内は構造化されていて、自立した仕事が進めやすいように配慮した空間になっています。そんな中で、取り組みに関して支援をほとんど必要とせずに、仕事を進めている方も年々増えています。部分的でも自分の仕事に自信をもって取り組んでいる姿は、素晴らしいものです。機会がありましたら、見学にいらっしゃいませんか。

室外活動

はぁとらんど

農園芸

季節の花・野菜作り

はあとらんど(農芸班)の活動は、花苗や、野菜の栽培を中心に広大な自然の中でのびのびとした活動を行なっています。また、中野の杜からの贈り物。藤の蔓を使ったかご作りなど、自然素材を使った小物も作っています。




大空・大地

椎茸栽培

原木を使用した栽培

広大な中野の杜で、こだわりの原木栽培をおこなっています。
正真正銘の純国産。より天然物に近い風味、食感の椎茸を是非ご賞味ください。



室内/室外活動

リサイクルワーク等

空き缶リサイクル・部品組立

風はアルミ缶をプレスしていく「リサイクルワーク」・工業用品の“バリアス”を作製していく「バリアスワーク」・原木運搬の練習を行なう「しいたけワーク」と、大きく3つに分かれた活動を、1日で4つに活動を分けて行なっています。
 ここから椎茸班「大空・大地」、バリアスワーク班「のっぽ」等、主に次のグループに発展させていく為、毎日練習を重ねていきながら次のステップに羽ばたく準備をしていく方が多いグループです。
 若い方が多く、一生懸命に取り組んでいる姿はパワーを感じますし、日々、充実感のある表情を見せています。